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ニュース欄、虎の門病院の熊川先生のお話の続きです。
@難聴には遺伝によるものがあります。遺伝子の数が100くらいあるそうで、申し込めば検査を受けられるそうです。今の段階では遺伝子に操作して難聴を治すことはできませんが「何故難聴になるんだろう?」という答えの一つを得ることができます。
A人工内耳を入れられる年齢の巾です。虎の門病院での最高齢者は84才、心臓さえしっかりしているならもっと高齢でも可能だそうです。
幼い方では一歳半、難聴だと判ったら少しでも早く人工内耳を入れた方が良いとの先生の御意見です。適応率は70%くらい。
B補聴器をとおしてでは電話が良く聞き取れなくなったら人工内耳にした方がよいとの驚くべき御発言です。手術をかるかしないか日本の認定基準は昔からみると随分緩やかになったそうです。日本では両耳90dB以上ですがアメリカなら70dB、随分違うものですね。
C日本では年間450件の手術を行っています。半分が子供です。
D人工内耳にしてどのくらいの聞こえになるか?との質問に対して「平均聴力70dBの人が補聴器をかけたのと同じ程度」という答えが返ってきました。
これは凄い。佐藤は左は感音性120d以上で低音に微かに聴力が残るだけ、右は75dBですから森脇さんは私より遙かに聞こえが良いことになります。
Eのけぞるばかりに驚いたのは「人工内耳にすると8000ヘルツまで聞こえる」と言われたことです。補聴器はどう頑張っても4500ヘルツ止まりですからね。「まさか!」と思いましたよ。
F人工内耳はハウリングを起こさない。リクルートメント現象もない。
*リクルートメント現象とは「ある特定の周波数だけ強調されて聞こえるので補聴器がかえって使えない困った難聴」のことです。我々の周辺に大勢います。
G人工内耳の将来の展望としては
○FM送受信機が標準装着できるようになるだろう。
○煩わしいマッピングがインターネット経由できるようになるだろう。
○両耳装用が可能になるだろう。
○ハイブリッド方人工内耳ができる。
*低音域に聴力が残っているならば短い電極を差し込んで残存聴力を活かすことが できる。
終わりに…佐藤の左耳は正にハイブリッド型に該当するようです。それで閉会後に声をかけました。「先生、いずれ私の相談にも乗ってくださいよ」「いやあ、補聴器でそれくらい会話ができているんなら当分駄目。お急ぎの人がいっぱいいるんだから」。期待したより冷たい御仁とお見受けしました。
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