| 三鍼法では普通の鍼の他に特別に長い(スルスルと体内に吸い込まれるのが不思議なくらい長い)鍼を3本使います。しかも、単なる鍼治療ではなくて気功を主、鍼を従とするもののようです。 病気には本人がどれほど健康保持とか食養生に努めてもどうしようもない先天性/遺伝性のものがあるようで、それを林先生は四柱推命・数霊術・筆跡など様々の手口を動員して総合判断されます。易学→観察→鍼灸・整体・気功のミックス、そんな流れです。 私は先生御自身による予診の段階で「左の脳の血行障害と脳幹に異状があり、腎機能の衰えがある」と診断されました。ついでに補聴器に目を留められて「その耳はどうしたの?」と聞かれました。「27才の時のメニエール氏症候群によるものです」と答えましたら「それも一緒にやってあげよう」とおっしゃいました。 続いてうつ伏せになって背中の温灸と足回りと首周りの鍼を打たれます。 また仰向けになって今度は林先生が頭と足の三里へ長ーい鍼を三本打ってくれます。頭担当の人が「痛いですか?」と度々聞きますが、正直言ってかなり痛い。痛いけれどもこれは良いことなのですね。古い脳梗塞による半身不随だと長いのを刺されても全然感じないらしいのです。治療が進むと痛くなってくる。感覚が戻ってきた証拠です。私は麻痺なんかないから始めから痛い。痛いと言って手加減して貰えるわけではないので、これはじっと我慢の子なのです。 一通り治療は終わると右足を交互に動かすとか前後の屈伸とかで効果をチェックされます。そして先生が「一寸そのへんを行ったり来たりしてみて」と歩き方を観察されます。 「おう、良くなったね」「先生、治療の前後でそんなに違いますか?」「そりゃ、あんたが入ってきたときから診察は始まっているんだよ。自分では気がつかないだろうけど右足が微かにおかしかった。左の脳がやられているなと直ぐわかったよ」と言った具合でした。 私は朝のメマイの意味を考えていたとき何か空しい気持ちになりました。単身赴任以来月二度はホームドクターの健診を受け、タバコは元々吸わないし、食事・運動・酒の量、あらゆる面でこれ以上手の打ちようがないくらい生活には配慮してきたつもりです。「これだけ気を遣ってもやられるときやられるんだなァ」と。 腕振り体操は健康保持のためには500回、病気治しには2000回振れと言われています。長崎在住の折は2000回やっていましたが首都圏に移ってからは忙しさにかこつけて500回に落としていました。今回のことを教訓にペースを戻すことにし、まずは1000回にしています。朝昼晩と2000回振って5ケ月で肺癌を消した例もあるそうですから。 オマケとして耳の聞こえが良くなったことも報告しておきましょう。三鍼法以前は8000ヘルツがギリギリだった右耳が一晩で8500ヘルツが聞こえるようになりました。これは予想していたことです。 そして、4日目の今日はまた8000に戻りました。これも予想の通りです。鍼治療の即効性は凄いものですが、続けないと元へ戻ってしまうのです。児島の名人に通っていたときもそうでした。 「もう良い」と言われるまで通い詰めないといけないのですが、結局は時間とお金の余裕が物を言います。今回はとにかく脳梗塞でダウンすることを未然に防げたことを良しとします。また、この年でも鍼で即効的にでも聴力は快復するのだということを知ることができたのを有難いことと思っています。 |
|
|