0121 コンデンサーマイクへの電池のつなぎ方



 皆さんがこれから使うチャンスが最も多いのはエレクトレットコンデンサーマイクであろうかと思います。この使い方については0109に書いておきましたが、なおこれでも判らないと言われます。
 このホームページは「せめてハンダ鏝の使い方くらいはマスターしておられる方」を対象にしているので、あまり素人向けの書き方をしては失礼だという考えが私にはあります。先日相棒の森脇さんに叱られたことですが、「コンデンサーを介して」とか「アースに落とす」というように仲間内の言葉でつい片づけてしまうところが私にもあるようです。多いに気をつけます。皆さんも「このへんの意味が判らない」とメイルを下さればトコトンお応えするようにします。

 それで、頂いた御質問の内からお答えを一つ。コンデンサーマイクへの電池のつなぎ方です。
 0109の最後に回路図があります。これはマイクアンプの電源からマイク電源を分けようとする回路です。ここを単独で電池で働かせたいときはどうするか?

 まずマイクユニットのプラスマイナスの記号に良く注意します。そしてボタン電池でも乾電池でも何でも構いませんから1個パラレル(並列)につないでやります。つまりマイクのプラス端子には電池のプラス側を、マイナス端子には電池のマイナス極を繋ぎます。 
 これでマイクには1mA以下(0.8mAくらい)の電流が流れてマイクが動作状態になります。

 注意が必要なのは「このままアンプのダイナミックマイク用の入力端子に繋いではいけない」ことです。必ず1μF(マイクロファラッド)から10μFのコンデンサーを入れてやってください。コンデンサーをどう入れるかは0109の回路図をよく見て下されば判ります。

 この電池はマイクを使わないときは必ず切るようにしましょう。0.8mAという本当に僅かな電流しか流れないのですから忘れても大したことないようですが無駄なことは止しましょう。いざ使う段になって「電池切れだ!」と慌てることはよくあることですから。

 以上は「ネクタイピン型のマイクを買ってきてアンプに繋いだけど音が出なかった」というメイルを頂いたことに対する答えです。秋葉原にいけばコンデンサーマイク用の電池ケースを売っています。しかし、こんなものに1800円も出すなんて馬鹿馬鹿しいではありませんか。売り物にするのならともかく自家用なら自分で作るに限ります。

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