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「自作への道」を始めて間も無いというのに我ながら頭を抱えたいことは、近頃秋葉原で売っている小物部品の品質が落ちてきたことです。
これは私だけの繰り言ではなくて部品屋さんが悉く認めていることなのです。何故かというと部品メーカーの多くが工場を揃って中国に移してしまいました。そうでもしないと厳しいコスト戦争に生き残れないらしいのです。
中国製は始めは良いけど、安定して製品が流れるようになると忽ち品質を落とす悪い癖があるようです。
私など一昨年あたりは10個単位で小物を買っていました。配線が済んで電源を入れると働かないことが屡々ある。調べてみると全て新品不良です。腹が立ちますね。
それで昨年からは帰ると直ぐ一個づつチェックしてみるのですが、時には不良率10%などという物があります。翌日持って行くと苦笑いしながら黙って換えてくれます。
今では面倒で仕様がないけど、店で一つ一つ接触の具合を試すのが癖になりました。物によってはテスターを持っていって店先でチェックしてから買うことがあります。そんなことしても文句を言われないだけの顔になっているせいもありますが、店の方でもクレーム続きで判っているのです。どうしようもないといいますね。
今までは不良品は直ぐ捨てていたけど、このHPを開いたことでもあり、これからは捨てずに御披露することにします。今日はその第一段として3.5mmのプラグと中継ジャックの不良品をお目にかけます。いずれも店頭で慎重に選んで買った筈の品物ばかりです。

@左端です。プラスチックの軸を少し強く締めるとヒビが入る例。透明のビニールテープをかぶせて使っていますが大変みっともない。
Aで、お金が張るけど金属製の軸にしてみました。これが曲者で、ネジ切りが良い加減なのがあります。ジャックに差し込むと奥まで届かなくて接触不良を起こしたりします。気をつけて観察すると駄目なのは判りますが、神経使うだけ無駄なので、この作りのは始めから近寄らないことにしています。
B三番目。これは値段も高いし如何にも高級品であるかのように見える品です。ところが中を開けてCテスターで測ると先端とハンダ付けすべきリブとの間に既に導通がないのがあります。怪しからぬ話です。検査もせずに出荷している証拠です。
D最も不良の多い部品。中継ジャック。最初は良くても直ぐスコスコにゆるくなるのが多い。実費で作って上げたのが半年くらいでこのように返されてくるとガッカリしますよ。全て自腹を切って交換しています。
Eこれも無料交換の例。配線済みの延長コードです。分解してみるとL字型になっている鋳込み部分内での断線が多いのです。何度か折り返す内に切れることはあり得ることですが、それにしても半年や一年で切れるようでは話になりません。
さすがにソニー・ビクター・オーデイオテクニカあたりの箱入りのしっかりしたものならこんなこはありませんが価格が抜群に違いますしね。買い手としては辛いところです。
で、どうしたらよいのか…と言うことになりますが、小物部品メーカーの工場が一日も早く日本に戻ってくることを祈るしかないようです。
後は100円の品だからと言って気軽には買わない。一個づつ確かめて買う。ぶら下がりの配線済みの延長コードは極力避ける。金メッキなんかにだまされないで、自分でしっかりハンダづけして作る。こんなことを励行してみてください。当分はこうしたものだと知って置いて、割り切って、腹を立てないことです。座禅でも組んで…。
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